01 — Executive Summary
全体サマリー
集客面(946ユーザー)と決済面(決済試行619件)の両方を統合したKPI。「真の機会損失」は、決済をリトライして最終的に成功しなかった会員(73名)の申請失敗額のみで計算しています。
⚠ 重要な前提確認:「テスト(〇〇)」の広告コードについて
vc4blw(テスト(キンジ))、84d8l0(テスト(タカダ))など、広告名が人名になっているコードが422ユーザー(流入の44.6%)を占めます。中には¥16,350、¥15,000、¥5,000といった実課金ユーザーも混在しており、集客効果の純粋比較には除外すべきですが、実ユーザーも含まれるため下記では「テスト系」として分離表示しています。
02 — Channel Category
チャネルカテゴリ別 主要指標
流入チャネル×本登録×課金×発送までを統合。ARPU(登録)=本登録者あたりの売上=事実上のLTV。
03 — Ranking
主要KPI ランキング比較
実集客チャネルのみ横並び比較。テスト系は除外。
04 — CPA Optimizer
LTVから逆算する 最適CPA
粗利率・LTV倍率・回収率を動かして、広告コード別の適正CPA上限を試算。
05 — Payment Funnel
決済ファネル:申請 → 成功 の離脱構造
決済試行619件のうち入金成功は218件(35.2%)。ただし失敗した401件のうち多くは「同じ会員が何度かリトライして最終的に成功」していて、本当の機会損失は一度も成功しなかった73会員の申請失敗額のみ。
真の機会損失 — 一度も成功しなかった会員の申請額
-
73名の会員が決済を試みたが、全ての試行が失敗で終了した。これが本当に取り逃した売上。
参考:リトライで最終成功した分の申請失敗額
-
123名の成功会員がリトライ時に出した失敗申請。最終的には成功しているので、ユーザー体験の問題(摩擦)ではあるが、実売上の損失ではない。
06 — Payment Method
決済方法別 完了率と真の機会損失
StripeクレカとApplePayは半数以上完了するのに対し、AXES(クレカ・銀行振込とも完了率0%)は決済基盤自体が機能していない可能性。機会損失額は「一度も成功していない会員分」のみを集計しています。
| 決済方法 |
試行数 |
成功数 |
完了率 |
ファネル |
成功売上 |
真の機会損失 |
リトライ失敗 |
07 — Package Analysis
決済パッケージ別 人気度と完了率
55円パッケージ(500コイン付与のお試し)が最多。¥600・¥3,600・¥7,500などの「お得パッケージ」の存在感と完了率を一覧で。
08 — Repeat Behavior
1回のみ課金 vs 複数回課金
課金ユーザー123名のうち75%が1回限り。しかし売上の75.2%は複数回課金者30名が生み出している。2回目課金への誘導が売上インパクト最大の打ち手。
🎟 1回のみ課金 -
- 売上合計
- -
- 平均課金額
- -
- 中央値
- -
- 売上占有率
- -
🔥 複数回課金 -
- 売上合計
- -
- 平均課金額
- -
- 中央値
- -
- 売上占有率
- -
課金回数分布(決済成功ベース、会員ID単位)
初課金 → 2回目までの間隔分布
中央値6.5時間、75%が5日以内。「熱いうちに畳み掛ける」タイプの商材。初課金から1週間以内がゴールデンタイム。
09 — Coin Balance
コイン保有状況
課金コイン残高は全体で19,802coin、一方無償コイン残高は1,479,892coin(うち社内テスト系が94%)。テスト系で大量の無償コインが配布されたが消化されず残っている可能性。
| カテゴリ |
本登録者 |
課金コイン合計 |
課金コイン平均 |
無償コイン合計 |
無償コイン平均 |
10 — Shipment Request
発送依頼 — 実物商品への到達率
オリパ課金者が「当たりカードの実物発送を依頼した」行動は、コレクション目的ユーザーの強いシグナル。課金者のうち発送依頼まで至ったのは10.5%。チャネルによって行動が大きく異なる。
カテゴリ別 発送依頼到達率(課金者を分母)
解釈:公式直/不明(指名検索・口コミ想定)の発送率37.5%、X流入9.5%、リスティング3.8%、A8は0%。公式直は「目当てのカードがあって来ている」コレクター色が強く、リスティング/A8は「ガチャ体験目的」の色が強い。発送依頼まで至る人はLTVが長い=リピーター化しやすいはずなので、リスティングでも発送を促す訴求(「当たったら実物発送」等のUX)が有効。
11 — Detail Table
広告コード別 詳細データ(全21コード)
列ヘッダークリックで昇順/降順ソート。
| カテゴリ |
広告名 |
コード |
流入 |
本登録 |
登録率 |
課金者 |
課金率 |
リピート |
売上 |
ARPPU |
ARPU |
ブロック率 |
発送者 |
12 — Trend
登録月 × カテゴリ 流入推移
13 — Top Customers
高額課金 TOP 20
累計課金額順。中央の「課金回数」は決済履歴(入金成功)ベースでカウント。
14 — Key Insights
データから読み取れる戦略示唆
🚨 AXES決済は完全に機能していない疑い — 損失¥20,985
AXES(銀行振込・クレカとも)は試行57件で完了率0%。一度も成功会員が出ていないため、一時的な不調ではなく決済基盤自体の動作に問題がある可能性が高い。即座に動作確認が必要。
💳 Stripeクレカ経由の真の離脱が最大 — ¥251,750
Stripeクレカの完了率は52.6%と悪くないが、一度も成功しなかった会員の未成功額が¥251,750で全チャネル中最大。カード拒否・与信エラー・3Dセキュア失敗などが想定される。決済エラーログの分析が有効。
💎 複数回課金ユーザーが売上の75.2% — 「2回目の壁」を越えさせる施策を
課金者123名のうち93名が1回きり。一方、複数回課金者30名だけで¥309,840を生む。初課金→2回目までの中央値は6.5時間、75%が5日以内。初課金から1週間が勝負。初課金ユーザー向けの追加コインボーナスやLINE配信を初課金直後〜3日以内に打つのが効く。
🏆 X流入は依然最優秀 — 課金率24.4%・ブロック率12.9%
能動的に検索して来るXユーザーは、CV率・リテンション・LTVの三拍子揃い。TOP20に4名がランクイン。X運用への投資強化と、Xフォロワーへの限定オリパ告知は高ROIが期待できる。
📊 リスティングは品質にムラ
oriLT1(irisVS自社)は主力でARPU¥593、6793u5(PSA系KW)は少数精鋭でARPU¥801・課金率25%。一方vthbb3(official1)はARPU¥16と極端に低い→キーワードマッチ精度の見直し必須。m3h7a9(カード系KW)はリピート率40%と優秀。
⚠ A8流入は要再検討
ARPU¥239(X流入の45%)、発送依頼0件、リピート0件。ポイントサイト経由の「案件消化目的」ユーザーが大半の可能性が高い。成果地点を「本登録」ではなく「初課金」または「2回目課金」に変更するか、ASP自体の変更を検討。
📦 発送依頼率の低さ(課金者の10.5%)
オリパ事業の性質上、「当たりカードの発送」はコレクション目的ユーザーの重要シグナル。公式直では37.5%が発送依頼しているが、リスティングは3.8%のみ。リスティング流入後のUIで「実物発送」の訴求を強化すると、コレクター層の囲い込みが進む可能性。
🚪 ブロック率35.6%の深刻さ
Xを除く全チャネルで3〜5割がLINEブロック。初回体験(無料ガチャ・ウェルカムシナリオ)の改善でLTV全体が底上げできる余地が大きい。